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巻頭言 -会長-
横山修一 工学院大学学長補佐
日本インターンシップ推進協会は、日本の将来を担う学生を育成することを目的として、行政およびインターンシップ関係団体等の協力を得て2001年5月に「関東地域インターンシップ推進協議会」として発足しました。
このたび、本協会は全国展開を機に、ホームページを刷新し、最新情報をお互いが共有でき話し合いのできる場を構築し、学生の自立支援(人間力、社会人基礎力等を自己評価)につながるインターンシップ専門サイト「JIPC」(ジェーアイピーシー)をオープンしました。特に人間力や社会人基礎力等の評価については経済産業省の委託事業(「インターンシップにおける社会人基礎力の実践的活用に関する調査」2007年3月)として本協会は報告書としてまとめています。この報告書で開発した社会人基礎力評価シートを実用化に向け本格的に利用開始をする予定です。
インターンシップは殆どの大学で実施されていると考えられていますが、その実体は、まだ成熟している段階には遠い。インターンシップは産学連携による学生の人材育成であり、将来のキャリア育成に結びつける役割をもっています。
インターンシップの意義については文部科学省の委託事業(「今後のインターンシップ推進の在り方に関する調査研究」2001年度 前身の関東地域インターンシップ推進協議会で受託)によると、学生は、インターンシップは貴重な社会体験になった、自分の意識が変わった、自分を見直すきっかけになった等の効果を認識しています。
大学は、学生の意識改革につながった、教育効果を高めることができた、キャリア開発の支援につながった、就職時のミスマッチの防止になった等と教育効果の大きさを認識しています。
企業においては、社会への貢献を第一とし、企業のPR、職場の活性化等になったことを評価しています。
良いところが多いインターンシップですが、実施となると、全国の学生の5%程度にとどまっているのが現状です。このような状態をより活性化し推進するために、本協会は、新たな一歩を推進することとしました。
インターンシップとは現実を基本とした学び(Reality-Based-Learning(RBL))であり、仮想の体験から現実社会での体験へと結びつける役割をもっています。重要なのは学生が現実から目を逸らすことなく真正面から立ち向かい、多々困難な問題を解決していく基礎的能力を付けていくことなのです。本協会はインターンシップの社会的認知と質の向上を目指し、大学や企業の皆様のご協力を得ながら今後の活動を発展させていきたいと考えています。関係各位のご協力をお願いする次第です。
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