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背伸びをせずに一歩一歩
ヤマザキマザックシステムセールス(株)
鈴木 大哲 さん
(平成18年度 政治経済学部卒業)
社会人生活もはや半年が経ち、就職活動を思い出すことが多々あります。
あの頃は本当にフラついていました。とりあえず有名企業にESを提出し、適度にOB訪問をして――。「よし海外で就職しよう」なんてイタリアにまで飛んでいったこともあります。ゼミや部活動、海外留学といった経験がよほど充実していたからでしょう。「自分は社会的価値の大きな人間だ」なんて勘違いをしてしまったのです。「きみ、中身の無い子だねぇ」。そんな風にあちこちで存分に叩かれて、5月も終わる頃やっと謙虚でキレキレな自分に出会うことができました。
そして6月下旬、なんとか当社の最終面接にこぎ着けられたのです。その際、営業本部長より「今年一番のインパクトに出会えました。マザック社員一同、嬉しく思います」と声をかけて頂きました。それはもうホッとして、そしたら色んな人の顔が頭に浮かんできて…。今、あの時の自分より進歩できているのかな?そう常に問いかけながら、一歩一歩進んでいます。
さて皆さんは「工作機械」をご存知でしょうか?簡単に言えば、鉄や鋳物、アルミなどの素材を刃物で様々な形に削り出すマシンです。航空機や電車のボディは朝飯前。人工骨なんかもミクロ単位で高精度に作り出す様は、子供の頃のドキドキすら感じさせます。資源を持たない日本が世界に誇示する「モノづくり」のちから。その原点に工作機械があります。自動車・半導体・航空機・医療機器・建設機材・石油産業――。これらに深く関わる工作機械産業は、繊細で厳しい目を持つ日本人だからこそ、世界を凌駕するレベルにまで成長させることができたのでしょう。多くの先輩方が世界中で重ねてきた努力は、日本企業の圧倒的なシェアという数字に表れています。
私は4月から営業マンの卵として研修を続けてきたのですが、この10月より広島へ赴任することになりました。工作機械は安くても1台何千万という高額な生産財ですし、付随するシステムによっては何億円という契約も珍しくありません。顧客リストには自動車・航空機・造船をはじめとする大企業の名がズラリ。自分の思い描いた通りの世界でした。
一見、営業というのは華々しい職種です。ただし当社にも例外なく「自責」「数字は人格」の価値観が存在します。営業マンの腕に、従業員の生活が託されているのですから当然でしょう。
当社の営業は、顧客の工場を見せて頂き課題をお聞きすることから始まります。改善案を提示し、マザック製品にてどのように売り上げを伸ばしていけるかをコンサルティングすることも重要です。だからこそ、自分の評価のためだけに高価な機械を売りつけるセールスだけはしたくない。競合他社との価格競争を避け、いかに「マザックの鈴木」を売り込むか。世界一の工作機械メーカーを代表してお客様と向き合う、という意識を忘れずに精進したいと思います。何より設備投資はお客様にとっても命懸けのビジネスです。当社の提案を信頼し製品を購入して下さるお客様との、Together Successこそがゴールと言えるでしょう。
さて世界中で圧倒的な売り上げを誇る当社ですが、私も海外勤務を目標とする社員の一人です。大学時代、さまざまな国を渡り歩いてみました。やはり工業の盛んな国ほど、教育・福祉の充実を感じた記憶があります。「自分たちで作り出し、世界に広める」ことこそが、発展途上国を経済的に豊かにする手段ではないでしょうか。将来は是非、新規開拓地の販売拠点立ち上げを担いたいと思っています。その目標に向かってまずは国内で存在感を示す。それが第一のミッションです。
これからの人生、大半の時間を営利集団の一員として過ごすことになります。何度も苦境に立たされるのは覚悟の上。ここ一番で誰かが良い状況へと導いてくれたらラッキーですし、反対に誰にも自分の苦しみが伝わらないときがあるかもしれません。でも忘れずにいたいのは、家族や友人、同僚はいつだって自分を助けたいと思ってくれていること。自分だけが苦しんでいると思わずにいよう、常に自分をサポートしてくれる人達のことを思い出しながら一日一日を大事に過ごそうと胸に誓っています。
広島への出発前。「将来的には総合商社で世界規模のビジネスを手掛けるのも面白そうだなぁ」なんて父の前で口を滑らせると「お前さんには無理だ。そんな風に育てた覚えも無いし」とバッサリ。でも不思議と嬉しかったし、何とも楽な気分で新天地での生活が始まりました。長い間企業人として励み、家族を守り続けてきた父の「背伸びをせずに一歩一歩」というエールが胸に響いてきます。
最後になりますが、皆さんの幸運とご健康を祈りつつ、いつか世界のどこかでビジネスパートナーとしてお会いできることを楽しみにしています。
“いつも、どこかで”世界のモノづくりを支える工作機械のグローバルブランド
総務部人事課 水谷健治氏
「工作機械」きっと耳なじみの少ない響きではないでしょうか?しかしそこから生み出される工業製品は皆さんが日々利用し生活になくてはならないモノばかり。
その便利で生活になくてはならない工業製品にとって、なくてはならないのが「工作機械」、故にMother Machineと呼ばれ、決して目立ちはしませんが、あらゆる産業において絶対無比の存在感を放ち、ただただ寡黙に材料に付加価値という息吹を与え続けています。
「モノづくり」という言葉すっかり学生の皆さんにも浸透した感がある昨今でありますが、モノづくり立国日本を支え、今では世界のモノづくりを支えているのが、日本の工作機械メーカーであります。実に日本の工作機械の世界シェアは30%を大きく超え、世界の工作機械の3台に1台は日本製といわれており、日本で最強の国際競争力をもつ工業製品との評価をいただいております。
「モノづくり」に興味があると公言する学生の皆さん、工作機械を見ずにモノづくりを語るなかれ、是非 当社に興味が無くとも一度インターンシップや見学にお越し下さい。
MAZAKについては多くは語りません、私共は業界世界No.1であり、当社を知っていただく以前に、工作機械業界を知っていただくのが先決と考えております。
世界に4つの海外工場と7万社を超えるユーザーを支える営業拠点、世界を相手に勝負をする舞台を準備して皆さんの活躍をお待ちしております。
ヤマザキマザック株式会社 会社概要
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